脳と心と体の調和

脳と心について、脳と心は、それぞれ見ている視点に違いがあります

 脳は物理的、解剖的,器質的視点、心は情報的、生理的、機能的視点。言いかえると、脳は抽象度の低い視点、心は抽象度の高い視点という違いがありますが、脳と心は同じものを指しているのです。視点の違いで、脳や心と言ったりしてるのです。                                

心身について、東洋では、心身一如という考えがありますが、脳の解剖、生理の観点からも、脳幹から大脳皮質への投射系ニューロン(神経細胞)は多数あり(A10神経等)、情動、プライミング作用を起こします。                                      

つまり、体を調整している脳幹の作用(ホメオスタシス)が、大脳全体(心、情報空間)まで作用(サイバーホメオスタシス)しているのです。 

生体の恒常性維持機能(ホメオスタシス)の特徴                                               

1、自分が意識しなくても、無意識(自律的)に働いている

2、求心性作用(環境)と遠心性作用(フィードバック)があり、関係を持ちながら働いている                                            

3、体だけでなく、心(情報空間)人間関係、生活全般に働いている。(サイバーホメオスタシス)

4、自分が心地良いと思う状態を維持してくれる(変化させない、戻そうとする力が強い、病気が慢性化等)

5、同じ環境にいる人とは、ホメオスタシスが同調してくる

脳と心と心身の調和するためには、ホメオスタシスに働きかけます

1、ホメオスタシス同調を利用

2、ホメオスタシスシフトを行う

3、ホメオスタシス求心性、遠心性に作用

4、ホメオスタシスが自然(自律的)に思う状態にしてくる

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